2007年度、逆児治療報告

 アンケート回答数: 31/58  53.4% (2008.10月現在)
     直った  22名  70.96%
     直らない  9名  29.04%
 ・Dr.Bear saying: 2006年度より成功率が3%アップしましたが、諸手を揚げて喜べる値ではありませんでした。いつものことなんですが、返却率が53.4%と、悲しいほどに低いものでした。それでも半数以上の方々の協力を得られた事は、院主・安柳、心から感謝しております。ありがとうございました。

  * 逆児発見から施灸開始までの期間。
  【成功群】 総数22名
      一週間以内: 8名  (36.4%)
      二週間以内: 4名  (18.2%)
      三週間以内: 8名  (36.4%)
      四週間以内: 0
      一ヶ月以上: 2名  (9.1%)
   【不成功群】  総数9名
      一週間以内: 0
      二週間以内: 1名  (11.1%)
      三週間以内: 3名  (33.3%)
      四週間以内: 0
      一ヶ月以上: 5名  (55.6%)
 ・Dr.Bear saying: 不成功群中、一週間以内が0に対し、一ヶ月以上経過した者が5(55.6%)と高い数値を表しています。やはり、逆児の灸治療は早いにこした事はありません。経過観察は2週間まででしょう。逆児発見後、三週間以内には、施灸治療を開始した方が良いようですね。

   * 施灸開始時の妊娠週数。
 尚、(正)は治療成功、(不)は不成功の略です。
      27週: (正) 1  (不) 0
      28週: (正) 3    (不) 0 
      29週: (正) 3     (不) 2 
      30週: (正) 8    (不) 3
      31週: (正) 2    (不) 2
      32週: (正) 2    (不) 0
      33週: (正) 2    (不) 0
      34週: (正) 0    (不) 1
      35週: (正) 0    (不) 1
      36週: (正) 0    (不) 0
      37週: (正) 0    (不) 0
      38週: (正) 1    (不) 0
 ・Dr.Bear saying: 妊娠週数と逆児治療の正、不成功因果関係は観られないようです。治療成功の鍵は、施灸の早期開始にあるようです。

   * 赤ちゃんの性別の対比。
 尚、(正)は治療成功、(不)は不成功です。
   男: 12名   (正) 9 【75%】 (不) 3
   女: 19名   (正) 13【68.5%】  (不) 6
 ・Dr.Bear saying: 赤ちゃんの性別による治療成功率は、6.5%ほど男児が優位となっていますが、逆児の男女差が、ほぼ二倍弱の割合で女児が多いのには興味深いものがありました。

   *施灸開始後、逆児が戻るまでの期間。
      一週間以内: 8 【36.4%】
      二週間以内: 5 【22.7%】
      三週間以内: 5 【22.7%】
      四週間以内: 2 【9.1%】
      一ヶ月以上: 2 【9.1%】
 ・Dr.Bear saying: 逆児施灸開始後、一週間以内で治癒する例が最も多いのですが、三週間以内の合計が82%と集中しています。
つまり、「未だ直らない。」と焦る事はありません。三週間ぐらいは時間が必要なんですね。
ちなみに、四週間以上経過して直った例が18%もありますから、やはり「継続は力」です。焦らず、根気よく施灸しましょう。
院主  岩品 安柳
 「最初は難しく感じたお灸でしたが、身体も温まるし気持ちが良いので、お産後もしばらく続けました。
そのせつはお世話になりました。ありがとうございました。」

 「帝王切開にはなりましたがおかげさまで元気な子が生まれました。
ありがとうございました。」

 「お世話になりありがとうございました。逆児が治ってからも毎日お灸をやり続けたおかげで超安産!しかも産後の体調の戻りも良かったです。産後2ヶ月の頃にお礼の電話をさせてもらったのですが・・・・・ 先生には伝わっていなかったのかなと少し残念です。
 もし今度、逆児で困っている妊婦友達がいたら、必ずこちらを紹介し
たいと思います。」

 「お灸がもう少し簡単にできるといいのですが。お腹が大きくて、足にもぐさをつけるのが非常に大変でした。
もぐさがうまくいかずおちてしまうこともあり。」

 「拝復
 処暑も過ぎ、朝夕の涼風が肌寒く感じるようになりました。岩品様におかれましてはお変わりなくお過ごしのことと拝察致します。当方も皆元気に暮らしておりますのでご休心下さい。
 心ならずもながら供御無沙汰いたしまして心からお詫び申し上げます。
 さて、以前に逆児の治療で診察していただいた件ですが、教えていただいたお灸のお陰で施灸開始後二、三日で治ったようでした。自分ではあまり分かりませんでしたが、訪問依頼した助産師の方に超音波で診ていただいたら直っているみたいだとのこと、腹帯も使用し、その後の検診で直っていると確認できました。それからは自然に陣痛が来るのを待ち(勿論お灸も毎日続けました)6月19日に3092グラムの女の子を安産で産む事が出来ました。おかげさまで娘も一歳になり元気に大きくなっています。
 先生には大変お世話になり心より感謝しております。また、長らく心配していただき、嬉しく思っています。すぐにお礼の手紙を差し上げるべきところ育児に終われ遅くなってしまい申しわけございませんでした。今後ともよろしくお願い致します。
 災害天候不順の折から先生もお体にはくれぐれもお気をつけ下さい。
 まずはお礼のみにて失礼致します。」

 「逆児といわれ、一ヶ月ほどたった時、先生にお灸をすすめてもらい、正直なところお灸で本当に直るのかと不安な気持ちがありました。逆児が直っていたと聞いたときは(お灸ってすごいなあ)と思いました。今こうして子供が健康でいるのも、私が安産だったのも、お灸のお陰だと思っています。本当にありがとうございました。」

 「昨年の7月25日に予定帝王切開で出産しました。逆児は治りませんでしたが、元気な女の子が生まれてとてもよかったです。
 中央病院で出産しましたが、私は健康だったため、次会の出産は、普通分娩できるように、下腹部を横に切ってもらいました。次会も逆児だったとき、またよろしくお願いします。」

 「おかげさまで元気な赤ちゃんを産む事が出来ました。
どうもありがとうございました。」

 「平成19年7月4日に中央病院で帝王切開にて無事女児を出産しました。
逆児が戻らなかったのは、臍の緒が巻きついていたからのようです。私自身の体調の回復に、お灸は大変役に立ったと思います。
また、食養の本も勉強になりました。どうもありがとうございました。
(返信が遅くなり申しわけありませんでした。)」

 「おかげさまで無事出産する事が出来ました。お灸は時々忘れてしまったのですが、続けていました。同じく出産一ヶ月前までヨガも続けていました。アンケート何時届くかずっと待っておりましたが、あいにく記録をつけておらず、いつごろ治ったのか頭では覚えていたのですが、今になってもう忘れてしまいました。こんな馬鹿もいますので、アンケートもう少し早めに送られても良いのかもしれません。」

 「2987gの男児出血も中量子宮筋腫の影響もなく分娩しました。
ありがとうございました。」

 「お灸のときは、お世話になりました。
おかげさまで無事に予定日より二日はやく出産しました。
 出血も少なく、あっと言う間の出産でした。腰痛などもなく、出産後も、母子共に健康です。
娘も、もうすぐ一歳になりますが、とくに病気もなくすくすく元気に育ってます。
ほんとにありがとうございました。また機会が有りましたら、よろしくお願いいたします。」

 「お灸のおかげか、足の浮腫みがでず、とても楽でした。(一人目は浮腫みがひどかった。今回は二人目のお産)
逆児も体操と併用し、すぐ直ってよかった。」

 「初めてお灸をした翌日、妊婦検診ですっかり逆児が直っていました。すごくびっくりしました。一人目のお産が大変だったので、何とか二人目はスルット産みたくて、時間があるときは家事を無理せずお灸を続けました。約5時間で元気な男の子を出産でき、大変満足なお産でした。」

 「前回も上の子が逆児で、先生にお世話になり今回も同様にお灸を施行して、逆児は勿論治していただきましたが、子供達が健康で過ごせることに感謝しています。風邪は引いてしまいますが、それ以外に大きな病と言うものがなく過ごせているのは、お灸のお陰なのかなと感じています。もしまた子供を授かった際には、逆児に関わらずお世話になりたいと思っています。ありがとうございました。」

 「約1年前、大変お世話になりました。平成19年10月15日無事に出産し、現在も母子共に元気です。
 逆児が直ったかは自覚ありませんでしたが、施灸翌日の検診で直っていることを知りました。
 いわしな治療院は本宮に移ったようですね。お忙しいとは存知ますが体に気をつけてお過ごし下さい。
 また何かあれば宜しくお願い致します。」

 「上の子は、生まれるまで約38時間もかかり大変な思いをしましたが、今回はとても早く生まれてきてくれました。お灸が聞いたのかなあと思っています。
ありがとうございました。」

 「無事出産できて楽しく子育てしています。後になって思えばお灸はとっても良かったのではないかといろんな意味で思っています。また次の子が授かったら、安産のツボとも聞いておりますので是非お伺いしたいと思っています。
 本当にありがとうございました。」

 「陣痛が始まってから23時間かかりましたが、分娩室に入ってからは15分であっという間に生まれました。ありがとうございました。」

 「おかげさまで、平成19年10月23日に無事に次男を出産する事が、できました。施灸後まもなく逆児もなおり、出産直前まで施灸をしておりましたので、産婦人科に行ってから3時間くらいで出産しました。
7年前の長男の出産の後陣痛がありましたが、今回は後陣痛が感じられなかったので、本当に安産でした。他の人にお話しするとびっくりして胃ました。逆児=帝王切開と思っていたので、お灸を教えていただき本当にありがたかったです。」

 「おかげさまで無事に出産できました。
残念ながら逆児が直る事はありませんでしたが、帝王切開後の回復が大変早く周囲が驚くほどでした。(麻酔による嘔気、頭痛などの副作用もなく、術後二日後には、点滴を引きずりながらも歩き回っていました。
午前のお灸の時間を決めた為か、生活のリズムが出来、体調よく過ごせました。ありがとうございました。
 現在は母子ともに元気に過ごしております。
御返答が遅れまして、申しわけございませんでした。」

 「第一子長男の時は難産!?で赤ちゃんは元気・元気だったのですが私自身が回復が悪く、2週間ぐらい入院してしまいました。
今回は、安産で産後の回復も良く、五日目には母子ともに元気で退院できました。ありがとうございました。
 お灸の力はスゴイ!!と思いました。」

 「お世話になりました。」

 「逆児は治りませんでしたが、出産後の快復も早く、丈夫で元気な女の子を出産する事が出来ました。
お陰様で、9ヶ月目に入り、順調に日々成長しております。
その節はお世話になり、ありがとうございました。
また何かありましたらよろしくお願いします。」