「ンダスケェ、なんくるないさ」

【沖縄よいとこ、百度はイケル】
 立春を過ぎても冷凍庫の中で暮らしているような寒い盛岡から息子が暮らす暖かい沖縄に行く水曜日の朝、仙台空港に向かうシャトルバスで、
 「おおー、御前!どうしたんだよお、元気かよお!」
と言って、肩を叩き合うほどの仲でもないが、それに近いくらいの、現在はフジテレビ系の地元局の報道部長になっている、高校ジタイハ私の患者で最近は一緒に酒を呑むくらいの仲の男と会った。3年ぶりぐらいだった。
 「ヨオー!御前と会えるなんて、なんか幸先いいなあ!」
ぐらいの事は言って、男を喜ばす台詞をいつもの私なら口にするのだが、その朝は、
 (うん?、うーん?、ウーム。)
そんな感情が、温かい沖縄で2年ぶりに息子に会えることで身も心も暖かく感じていた私の中に、寒いものを感じさせた。
その為か、
 「元気そうじゃん」
少し間をおいた後、つまんない挨拶を私は口にしてしまった。

 出発待ちの空港のレストランで、 
 「沖縄かあ。温かいだろうなあ。いいなあ。」
と、男は、私達夫婦をしきりに羨んでいた。
私達より40分ほど先に離陸する男とわかれると、寿寿子(ふざけた名前だよね)さんが不安げな声音で話し出した。
 「旦那さん。」(彼女は、私を、こう呼ぶ)
「うん?」
と、答えた私は、別れた男とであった時に感じた、
 (うん?うーん?うーむ。)
が、来たなと思っていた。

2005年8月14日(日) 虫さされには、朝顔の葉っぱで!
 小学四年生の女児が、夏ばてで来院しました。
診察すると、彼女の腕や足のそこかしこに、虫刺されの跡が大きく残っていました。
尋ねると、ほとんどが蚊にくわれたものだそうで、彼女の体質なのか、虫に刺されるとこのようになるとのことでした。
そこで、一緒に受診していた母親に、
 1. 朝顔の葉を揉む.
 2. その汁を、虫に刺された個所に塗る。
 3. 揉んだ朝顔の葉を、虫に刺された個所にはっつけ、それをテープ等で固定する。
を、教えてやりました。
 この方法で、我が家の四人の子供は無事に育ちましたし、私や家内も、この方法を行っています。
とっても効くんですよ。
どうぞ、お試しあれ。