7月12日から始まるこの儀式は、前半四日間は、サンダンサーがいぬぴと呼ばれる、スウェットロッジにはいって身を清める期間だ。
ダンスが始まるノハ、後半の4日間だ。
日付変更線を越えることを考慮して、出発は7月12日と決めた。
次は航空券の手配だ。
旅費を安くあげる為と、宮田監督の推薦もあった大韓航空にした。
3ヶ月のオープンチケットで、成田・ロスアンゼェルスの往復で、10万3千円だ。
予約は、ドライバーが決まっていなかったが4人にした。どらいばーは、必ず現れるという確信があったからだ。
そしてパスポート。
あれが足りない、これが足りないと、4度も役所に足を運んだ。
次は日本円のドル交換。
キャッシュカードにするか、トラベラーズチェックにするか迷ったが、アメリカ旅行の経験者の意見を尊重し、トラベラーズチェックにした。
交換レートは、1ドル143円35銭だった。
何がおきるか解らないからと、4千ドル交換した。