「4大法」

 前回の「ボケ・チェック」は如何でした?

 「まだまだ、ノー プロブレム」とか、

 「おっと、本当かい?」とか、

 「へえ、そんなもんなの」とか、

 「うわぁ、ヤバイジャン!」とか、さまざまな結果が出た事でしょう。

 9点から13点の方はもちろん、14点から20点の方でも、がっかりすることはありません。安柳がついてます。大船に乗ったつもりで、「ボケ予防の世界」に出航しましょう、ベイビー!

   1. 「ボケ」って、何処がどうなるの?

 ボケ症状も10人10色、多種多様ですが、背筋が寒くなるようなものの代表とし

ては、

 「私は、だあれ?」や「うんこ遊び」でしょうか。

 この原因は脳にあります。簡単に言えば、血管にカスがたまり、脳内の血行不良がおこり、脳に栄養がいかず、脳がふやけてしまうからです。

すこし、くどくなりました。大切なのは予防法、それでは紹介します。

   「4大法」

 1. 食い過ぎるな!

 2. 呑み過ぎるな!

 3. エッチを、過ぎるな!

 4. 働き過ぎるな!

と、なります。

 1. 2. 4.については、いまさら僕が解説するまでも無いでしょう。何と言っても気がかりなのは、3.ですね。では、東洋医学的立場から「Hの不徳」を解説しま

しょう。

  脳に栄養を運ぶのは腎気だ。

 脳の栄養を補給するのは血液であり、その血液を動かすのは心臓であります。でも、東洋医学では、脳を栄養するのは腎気と考えています。

 この腎気は、骨、毛髪、体液、聴力、勢力とも関連しています。歳をとると骨はもろくなり、毛髪は少なくなり白髪になり、体液が少なくなる為、唾液や涙も出なくなり皮膚が乾燥してきたり、耳は聞こえにくくなります。これは、歳をとるとともに腎気が少なくなり、腎気の働きも弱まるからと、東洋医学は考えます。

 食生活の向上(?)や生活環境の向上により体力の長齢化が進んだ反面、性的興奮を刺激するサービス産業(セックス産業)の氾濫で、老いも若きも精を出し、あげくの果てが腎気の焼失に伴う「ボケ老人、大量排出」となったのであります。

  エッチは、腎気を消耗する。

 2000年ほど前の古代中国の医書「黄帝内経」にこのくだりがあります。とくに、酒に酔ってエッチをするのが最も腎気の消耗が激しいとも書かれています。(要注意)

また、エッチに励み、汗をかいて風にあたる(現代ではクーラーでしょう)のも腎気の消耗につながるとの記載もあります。

思い当たるお父さんは、いっぱいいると違いますか。遅くはありません、慎みましょう。

  回数の許容範囲は?

 一概には言えません。年齢、職業、体力などによって個人差があると思います。ちなみに、ポケ老人が日本の3倍とも5倍とも言われているアメリカ合衆国の50代の1週間におけるHの回数は2回、日本人は1回という調査結果があります。

これをもとに、あなたにあった回数で楽しんでください。

 ポケ予防法はもう少し続きます。

次回は、食事のことや、ちょっとした運動を紹介します。

乞う御期待。